株式会社 セレモニーきうち
佐久間 英明さん
今回は、以前に葬祭ジョブを利用してセレモニーきうち様に入社した、佐久間さんにインタビューをさせていだきました。
勤務開始から半年経って、現在の活躍の様子やセレモニーきうち様の教育体制等について、詳しくお伺いすることができました。
佐久間さん:今はOJT研修がメインですので、日々先輩の下について業務に取り組む毎日です。また、全社員向けの勉強会にて半年ごとに大きな目標を設定していて、常に目標に対する進捗を確認しながら業務に取り組んでいます。
この半年間に設定された大きな目標をクリアするために、1か月ごとに課題を考え、具体的にどう課題をクリアするのかを同じチームの社員とともに考えます。大きな目標というのは社内に関することが中心なのですが、そうした研修を受けることで、仕事の全体像や、気遣いのポイントが見えてくるのがとても楽しくて、日々充実しています。
残念ながら入社した段階でコロナの影響がかなり大きかったことや、業務の都合で他社へのベンチマークを兼ねた訪問はまだできていないんです。ただ今後、参加させていただく予定なのでとても楽しみにしています。
そうなんですね。それは楽しみですね!ところで、佐久間さんは神奈川県が地元でしたよね。今回の転職では、千葉県という初めての場所・環境となったわけですが、半年過ごされていかがですか?
佐久間さん:転職活動中に都内や地元である神奈川県内で探すことも検討していました。ですが、全く経験のない初めての仕事に対して、気持ちを切り替えてスタートを切るという点では、環境が大きく変わったことはとてもよかったと思います。
この地域もすごく気に入っています。車さえあれば不便な思いをすることはありませんし、少し走るとのどかな風景も広がっていて、過ごしやすい素敵な環境だと思います。
実は面接で初めて佐原駅を降りたとき、地域の雰囲気がすごくいいなと感じたんです。それだけでなく、会社内や地域の方々も優しくて良い方がとても多いと感じています。お客様からも名前を憶えていただき「一生懸命やってくれてありがとう」とお声がけをいただくことが多いので、本当に励みになりますね。
新天地でのチャレンジという事でしたが、元気に過ごされているようで安心しました。
佐久間さん:そうですね、まずこの仕事に就くまでは、お葬式は故人様のために執り行うものだと考えていました。もちろんそれも大きな理由の一つだとは思いますが、送り出す側のお客様のことも考える必要があるというのは、この仕事を始めてから気付いたことです。
故人様に対して「感謝の気持ちを伝えていただく場である」といことは、忘れてはならないことだと考えるようになりました。
以前、経済的な事情があってお葬式にお金をあまりかけられない方の葬儀を途中から引き継がせていただいたことがあります。最後のお見送りまでお手伝いをさせていただいたのですが、火葬場に向かう棺にお客様がしがみついて泣かれてしまったんです。 お客様が何かおっしゃっているので聞いてみると、故人様に謝っていらしたんです。その時の「ごめんね」という言葉の意味が、その場ではわかりませんでした。
ですが、お話を詳しく伺ってみると、本来であれば立派な祭壇で送ってあげたかったそうなんです。ただ、それができないから「ごめんね」とおっしゃっていたそうです。
故人様が可哀想だとそのお客様がおっしゃっていたのが印象的でした。
なるほど、そのお客様は故人様を盛大に見送ってあげたかったんでしょうね。
佐久間さん:そうです。
いろんな価値観があって、立派な祭壇でなくても家族みんなで揃って見送ってあげられれば、それで十分とおっしゃる方もおられます。
でも、この時のお客様はそうではなかった、そういった後悔をされている方がいるお葬式だと、本当に難しいなと感じました。
その時は私も気が回らなくてお伝えすることができなかったのですが、打ち合わせの早い段階で「感謝の気持ちを伝えてあげてくださいね」とか、「ありがとうって気持ちでお見送りしてあげてください」という風にご案内ができていたら違ったのかな、と思っています。
担当者としてお客様の気持ちを尊重することも大切ですが、故人様へ感謝する気持ちに切り替えて導いてさしあげるのも、大切な役割なのだなと感じた出来事でした。
立場が変わったからこそ新しい役割に気付くことができたんですね。今のお立場になって葬儀に対してどういったお考えを持たれるようになりましたか?
佐久間さん:今お話ししたことと重複しますが、見送る方が故人様への感謝の気持ちを持って送り出す場が葬儀であると思っています。そして今の私はそういった場をご提供させていただく立場になりましたので、どのようなお客様に対しても故人様への感謝の気持ちにあふれた場を提供できるようになりたいと思っています。
実は明日、初めて打合せから入らせていただいている式があるんです。もちろん上司のサポートはつくのですが。この後故人様をお預かりして式場の設営をするところなんですよ。
そうだったんですね!着実に成長されているようで頼もしいですね。
勤務開始から半年経って、現在の活躍の様子やセレモニーきうち様の教育体制等について、詳しくお伺いすることができました。
OJTを中心に、半年先までの目標を設定することで、仕事に大切な「気づき」の力を養う。
佐久間さんは未経験の状態から入社されましたが、ご状況は如何ですか?佐久間さん:今はOJT研修がメインですので、日々先輩の下について業務に取り組む毎日です。また、全社員向けの勉強会にて半年ごとに大きな目標を設定していて、常に目標に対する進捗を確認しながら業務に取り組んでいます。
この半年間に設定された大きな目標をクリアするために、1か月ごとに課題を考え、具体的にどう課題をクリアするのかを同じチームの社員とともに考えます。大きな目標というのは社内に関することが中心なのですが、そうした研修を受けることで、仕事の全体像や、気遣いのポイントが見えてくるのがとても楽しくて、日々充実しています。
残念ながら入社した段階でコロナの影響がかなり大きかったことや、業務の都合で他社へのベンチマークを兼ねた訪問はまだできていないんです。ただ今後、参加させていただく予定なのでとても楽しみにしています。
そうなんですね。それは楽しみですね!ところで、佐久間さんは神奈川県が地元でしたよね。今回の転職では、千葉県という初めての場所・環境となったわけですが、半年過ごされていかがですか?
佐久間さん:転職活動中に都内や地元である神奈川県内で探すことも検討していました。ですが、全く経験のない初めての仕事に対して、気持ちを切り替えてスタートを切るという点では、環境が大きく変わったことはとてもよかったと思います。
この地域もすごく気に入っています。車さえあれば不便な思いをすることはありませんし、少し走るとのどかな風景も広がっていて、過ごしやすい素敵な環境だと思います。
実は面接で初めて佐原駅を降りたとき、地域の雰囲気がすごくいいなと感じたんです。それだけでなく、会社内や地域の方々も優しくて良い方がとても多いと感じています。お客様からも名前を憶えていただき「一生懸命やってくれてありがとう」とお声がけをいただくことが多いので、本当に励みになりますね。
新天地でのチャレンジという事でしたが、元気に過ごされているようで安心しました。
ご遺族の気持ちを汲み取り寄り添うだけじゃない。導くのも葬祭ディレクターの大切な仕事。
佐久間さんはもともと全く別の業界でお仕事をされていましたよね。葬祭ディレクターとして働く中で印象に残ったエピソードがあれば教えていただけますか?佐久間さん:そうですね、まずこの仕事に就くまでは、お葬式は故人様のために執り行うものだと考えていました。もちろんそれも大きな理由の一つだとは思いますが、送り出す側のお客様のことも考える必要があるというのは、この仕事を始めてから気付いたことです。
故人様に対して「感謝の気持ちを伝えていただく場である」といことは、忘れてはならないことだと考えるようになりました。
以前、経済的な事情があってお葬式にお金をあまりかけられない方の葬儀を途中から引き継がせていただいたことがあります。最後のお見送りまでお手伝いをさせていただいたのですが、火葬場に向かう棺にお客様がしがみついて泣かれてしまったんです。 お客様が何かおっしゃっているので聞いてみると、故人様に謝っていらしたんです。その時の「ごめんね」という言葉の意味が、その場ではわかりませんでした。
ですが、お話を詳しく伺ってみると、本来であれば立派な祭壇で送ってあげたかったそうなんです。ただ、それができないから「ごめんね」とおっしゃっていたそうです。
故人様が可哀想だとそのお客様がおっしゃっていたのが印象的でした。
なるほど、そのお客様は故人様を盛大に見送ってあげたかったんでしょうね。
佐久間さん:そうです。
いろんな価値観があって、立派な祭壇でなくても家族みんなで揃って見送ってあげられれば、それで十分とおっしゃる方もおられます。
でも、この時のお客様はそうではなかった、そういった後悔をされている方がいるお葬式だと、本当に難しいなと感じました。
その時は私も気が回らなくてお伝えすることができなかったのですが、打ち合わせの早い段階で「感謝の気持ちを伝えてあげてくださいね」とか、「ありがとうって気持ちでお見送りしてあげてください」という風にご案内ができていたら違ったのかな、と思っています。
担当者としてお客様の気持ちを尊重することも大切ですが、故人様へ感謝する気持ちに切り替えて導いてさしあげるのも、大切な役割なのだなと感じた出来事でした。
立場が変わったからこそ新しい役割に気付くことができたんですね。今のお立場になって葬儀に対してどういったお考えを持たれるようになりましたか?
佐久間さん:今お話ししたことと重複しますが、見送る方が故人様への感謝の気持ちを持って送り出す場が葬儀であると思っています。そして今の私はそういった場をご提供させていただく立場になりましたので、どのようなお客様に対しても故人様への感謝の気持ちにあふれた場を提供できるようになりたいと思っています。
実は明日、初めて打合せから入らせていただいている式があるんです。もちろん上司のサポートはつくのですが。この後故人様をお預かりして式場の設営をするところなんですよ。
そうだったんですね!着実に成長されているようで頼もしいですね。