パルモグループの採用担当者が明かす採用活動の舞台裏
公開日:2023-05-10
前回のインタビューに続いて、今回はパルモグループ イズモ株式会社にて採用を担当されている隈井様にお話を伺います。 認知向上につながるテレビCMのお話から、採用時に同社が重視しているポイント、これからの事業展開まで、様々なお話を伺いました。

パルモグループ イズモ株式会社
総務部人事課主任 隈井 清次さん
ブライダル業界や美容業界での経験を経て、イズモ株式会社へ入社。
現在は人事担当として、グループの採用活動の中核を担っている。


地元の人たちに貢献したい!地道な広報も地域活性化に繋がる。

本日はよろしくお願いします。
まずさっそくお伺いしたいのは、貴社の知名度の高さについてです。
以前から感じていたことですが、貴社の求人に応募される方は、ほとんどの方がすでに貴社の事をご存じでとても驚かされます。
このような高い知名度はどのようにして得られたのでしょうか。

隈井:大変ありがたいことに、ご認知いただいていることが比較的多いです。
当グループには柱となる大きな事業が2つあり、1つはブライダル事業、もう1つが葬祭事業です。ただ、この2つだけではなく、飲食事業、物流事業、生活サポート事業と人生にかかわるイベント全てと日常の生活における事業を展開しています。

例えばお宮参り、七五三、学校の入学卒業、結婚式、葬儀、初盆、法事、それから長寿のお祝いなどのお手伝いもさせていただいています。 冠婚葬祭をはじめとした節目の事業にプラスして、現在では生活関連の事業も行っています。

ですから、生活をしていく中で何かしらで当社とお付き合いをいただく機会ができて、地域のお客様との距離が近くなり、結果的に知名度が上がっているのだと思います。

知名度という観点では、特に葬祭は誰かがお亡くなりになった時、ご遺族の頭の中にぱっと「パルモ葬祭」という名前が浮かぶかどうかがポイントです。

確かに、ご家族が亡くなった時には混乱して、どうしたらいいのか分からないこともありますよね。
隈井:そうなんです。
ですからそういった時に、自然と「パルモ葬祭」というワードを浮かべてもらうためには、地道に名前を憶えていただく活動を進めるしかありません。

その一環として、各パルモ葬祭で月に1回から2回程度イベントを開催しています。
そこで地域の皆様をお招きして、終活セミナーはもちろん、高齢者向けのマネー教室や、お子様向けのバルーンアート教室などを行っています。 また最近では、近隣の飲食店などをお招きして、マルシェ形式のイベントを行うこともあります。

今はコロナ禍ということもあって、特に飲食店は苦境に立たされているケースが多かったと思います。そういったお店にも参加していただくことで、私たちだけではなく、地域の活性化に繋げていきたいと考えています。

会社としてはすでに創業から57年目(2023年現在)になりますが、たくさんの先輩方が大切にしてこられたことは、地域の方との繋がりを作っていくことです。そうした理念を一番体現しているイベントかもしれません。

なるほど、そうした地道な活動もあって地元でよく知られた企業となったわけですね。 知名度向上といえば、御社ではテレビCMも積極的に行っていらっしゃいますね。
隈井:はい、面接の際にも「よくCMを観ています」とお声がけいただくことがあります。
2022年の年末から「イズモはパルモに変わります」というTVCMを発信させていただいています。それに伴い2023年6月からこれまで長年親しまれてきた「イズモ葬祭」が「パルモ葬祭」にブランドチェンジいたします。もちろんこれまでのセレモニーに対する想いはそのままに、より良いものをよりお得に地域の皆様にご提供できるようになりました。

2021年に社名変更をされたということですが、どういった経緯で変更をされたのでしょうか。
隈井:まず会社の方針として、新しい時代に進んでいこうというのが1つありました。

というのも、毎月1,000円、2,000円を積み立てて、満期になったら使えますよ。使ったらそれで終わりです、という互助会のシステムが、世の中に受け入れていただくことが難しくなってきていると感じていたからです。

ですから、次の時代に進むために互助会としての施設ではなく、きちんとお客様に施行を行っていける企業になろうということを目標にしました。
これまで外部に委託していた様々な業務を内製化していって、自分たちの力で生き残っていこうという決意の表れと言えるかもしれません。

これから時代の変化に合わせて改革を実行されたということですね。

ブライダルの流行を20年後に葬儀がなぞる?不思議な二つの事業関係

お話は少し変わりますが、ブライダル事業と葬祭事業は一見すると正反対に思えます。共通点というのは存在すると思われますか?
隈井:現在、葬祭業界では家族葬のニーズがとても高まっていますよね。もともとあった家族葬のニーズが、コロナ禍でさらに加速したというイメージはあると思います。

ただ、この「家族葬」のニーズは予見できていたことなんです。不思議なことにブライダルで流行したものは将来的に葬儀でトレンドになることも多いんですよ。

そうなんですか!
隈井:昔は結婚式と言えば、ホテルや専門式場のように、一つの綺麗なチャペルと披露宴会場がいくつもあって、1時間くらい時間をずらして進行していくというのが主流でした。

ところが20年くらい前に「1軒貸し切りハウスウェディング」というスタイルが登場して大人気になったんです。レストランやレンタルハウスを1軒まるごと貸し切って、1日1組限定で行う結婚式で、今でも根強い人気があります。

このスタイルって、小さな専用ホールを貸し切って行う家族葬にとても似ていると思いませんか。

確かに、ハウスウェディングだと結婚する双方の親族だけをお招きして、という挙式スタイルですから近しい雰囲気を感じます。
隈井:そうですよね。
ですからブライダルと葬祭というのは、正反対にように見えて、実は何かしらの関連性があるのだと思います。

今の葬儀では、これから出棺をします、という時に柩の下からスモークがふわ~っと出てくる演出ってとても人気がありますし、ちょっと感動するんです。
ところがこの演出は20数年前、ブライダルで流行した演出です。
ブライダルで今はやっていないけれど、葬儀業界では感動する新しい演出だとされるものも多いです。

言われてみれば、祭壇も昔は木で組んだものだけだったと伺ったことがあります。 今は結婚式のようにきれいにお花で飾る祭壇が多いですよね。
隈井:はい。「生花祭壇」と言いまして非常にニーズの高い商品の1つです。この生花に関する商品も当グループでは内製化し、自社のフローリストがお花の仕入れから制作、納品までを一括で行っています。

確かにそうした点をうまく活用すると、先回りの舵取りができそうですね。様々な内製化をされているとのことですが、助け合いができる組織を維持する秘訣はなんだと思いますか。
隈井:やはり部門ごとにそれぞれが別々に動くだけではなくて、お互いに情報を共有したり、一緒に繁忙期を乗り越えたり、ということが大きいと思います。
浜松遠州のエリアでは、初盆という節目行事が行われています。

Tips
一般的に7月から8月中旬に行われる「お盆」。
浜松遠州の初盆では、帰ってくる故人のために大きな祭壇を飾り、お花や籠盛といったお供え物を飾り付けたりと、他の地域に比べて華やかに故人を迎え入れる文化が残っています。
現在、当社の岡崎法人まで含めると、年間で9,000件くらいの葬儀を承っているんです。
1年間で承った9,000件分の初盆を7月、8月に対応しなければならなくなります。

それはすごい件数になりますね!
隈井:そうでしょう。ところが7月も8月も葬儀がなくなるわけではありません。
じゃあどうするか?というと、この期間は私のような間接部門のスタッフもブライダル部門のスタッフも、みんな葬祭部の初盆の応援に入ります。

小型トラックに何軒分かの祭壇を積み込んで、ご用命いただいたご家庭一軒ずつ回って飾り付けやご説明をして、お盆が終わったら片付けに伺います。
これだけではありませんが、初盆のように1年に最低1回は他の部門と関係が持てているのはありがたいです。

葬祭部門だけでは初盆という行事を回し切ることができませんから、みんなで一丸となってやっていこうという一体感といいますか、同じ方向に向かっているというのは大きいですよね。

なるほど、こうして繁忙期をみんなで乗り越えることで、部門を超えた仲間意識が育っていくのかもしれませんね。

葬儀の前後にもアプローチ。終活にも独自色を持たせたい。

ここまでのお話のまとめとして、貴社の葬儀サービスにおける強みを教えていただけますか。
隈井:そうですね、葬儀の前にも頼っていただけることが強みではないでしょうか。
実は当グループでは終活に関しての取り組みを30年くらい前からスタートしています。
始めた当初は亡くなった後のことを考えるのは不謹慎だという風潮がありました。
今ではすっかり終活をすることがスタンダードになってきましたが、会社によって「終活」への捉え方や考え方は様々です。
一般的には”生前整理”という意味合いが一番大きいのではないでしょうか。

確かに、自分が亡くなった後の遺産や保険のお話が中心になってくるイメージが強いですね。
隈井:もちろん、そういった終活の形もあると思います。
ですが、当社の終活のコンセプトは、「生前整理も必要だけど、それ以上に自分らしいエンディングを迎えるために、今をもっと楽しく過ごしていくために終活を行いましょう」というものです。

今を健康的に楽しく生きていきましょう、自分らしいエンディングに向かいましょう、というコンセプトは他社との差別化にもつながっていると感じます。

実際、先ほどもお話したイベントの際に、ファイナンシャルプランナーをお呼びして、ご相談可能なブースを設けたりしています。
これも地道なプロモーション活動の一環ですが、いざという時にパルモ葬祭を思い出していただけるようにしたいと考えてのことです。

また、葬儀に関しては「この葬儀を何のためにやるのか」という意識が統一されていることも強みだと感じています。

これについてもたくさんの考え方があると思いますが、当社では残されたご遺族が葬儀をやることで気持ちに整理をつけて、残ったご遺族が一生懸命生きていこうという覚悟を決めていただく場であると捉えています。

そうした意識統一がされているのはすごいですね。
隈井:ありがとうございます。
ですから、ご依頼を頂いて葬儀後には「気持ちの整理がつきました、これから頑張っていきます」という風に、お客様に前向きな気持ちになっていただくことが、葬祭ディレクターとして大切なことだと教育を受けているんです。

その目標にみんなが向かっているということも大きな強みになっていますね。
もちろん自分たちが培ってきた施行力やサービス、おもてなしの心というものも、とても大切にしています。

求人をいただいた際に、お探しになっている人材の人物像を伺いますが、営業の素質はもちろん、ホスピタリティや人間性の部分にもすごく重きを置かれているなと感じます。
隈井:そうですね。この葬祭ディレクターという仕事は、絶対にAI化できない仕事だと思っていますから、だからこそ「人柄重視」といいますか、そういった面での採用は重きを置いています。

そして今後さらに会社を大きくしていこうというのが現社長のスタンスですから、積極的に採用と事業拡大を継続していく計画です。 私自身も働きながら、これからこの会社がどうなっていくのだろう?とワクワクさせてもらっています。

インタビュー前半はここまで。
後半からは、パルモグループ流の新卒採用や、採用面接の際についついチェックしてしまう身だしなみについてなど、普段なかなか聞くことのできない採用活動の裏側について伺います。


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