株式会社まなか
岩本 健太さん
ここまでのインタビューでは、株式会社まなかが提供する様々なサービスや、その理念について詳しくお話を伺ってきました。
後半からは、現在活躍中の社員さんのことや職場環境、そして株式会社まなか流の採用基準について伺っていきます。
【インタビュー前半はこちら】
社長:そうですね、葬儀会社は葬儀がメインですから、仏壇などの販売はどうしてもアフターフォローの一部と考えられることが多いですね。
ただ当社では、それらの事業も大切なひとつの事業として捉えています。
葬儀を起点として仏壇や墓石を販売したうえで、お客様との横の繋がりをしっかり作るという目標に向けて社員みんなでやっていきたいと考えています。
というのも、当社には、お客様に寄り添いたいというホスピタリティ精神の強い社員や、どんどん新しいサービスを作っていきたいという積極性のある社員が多いので、葬儀だけ、お墓だけ、仏壇だけ、という点で終わらせずに「まなかに相談すれば全部解決するよね」と言って頂けるような会社を目指すべきだと思ったんです。
トップダウンで何かをしなさいという事がほとんどないので、社員みんながやりたいことをやってきた結果、今のように異なるビジネスモデルを組み合わせた「株式会社まなか」になったのだと思います。
社長:あまり数字を追わせないことで、売り上げのために何かするというアクションではなく、お客様のために何ができるか?というアクションを求め続けた結果かもしれません。
自分達でこうしたいというアイディアが自然と出てくるようになったのだと思います。
もともとホスピタリティ精神の強い社員が多いので、そういった考え方が浸透しやすかったというのも理由のひとつだと思います。
なるほど。高いホスピタリティ精神をもった社員に「お客様のために何ができるか?」というアクションを求め続けたことで、そのような風土ができたのですね。
採用面接の際には、どういったポイントを見られていますか。
社長:一番大切にしていることは、当社との親和性です。特に理念に共感してくれているかどうか?というのがまず第一に見ているポイントですね。
では、貴社で活躍している方の人柄やタイプなどに傾向があれば教えていただけますか。
社長:当社に限った話ではないかもしれませんが、やはりホスピタリティ精神が高い人の方が向いているように思います。
とにかく稼ぎたい!と第一に考えている人は難しいかもしれませんね。
それから、ひとつの事を深く掘り下げて考える事が出来る人の方が長く続いている印象です。
ですから、当社ではそうした深掘りのヒントとして、定期的に社員向けのコンテンツを制作したりもしています。
当社の制作部はスキルがとても高いので、そのことを活かしていつでも観られる動画やお客様へのインタビューを載せたウェブマガジンを作ったりしています。
社員育成の一環として、こうした社内コンテンツ作りにはかなり力を入れています。
そうしたコンテンツの中から、色々と掘り下げて考えて、次はこんなことがやりたいな、という風にみんなでアイディアを出してブラッシュアップして進んでいきたいんです。
ただ理念やビジョンを社員に強要するのではなく、できるだけ社員自身に考えてもらう機会を沢山作っているんです。それに対して感度の良い人は、たくさんアクションを起こしてくれますよ。
社内コンテンツで共有された情報をきっかけに、サービスや商品について社員が深く考えるようになり、それが貴社の成長へと繋がっているんですね。
現場の岩本様は採用の際にはどういった部分をチェックされているのでしょうか。
岩本:そうですね、能力よりも人柄の部分を特に気にして見るようにしています。
やはりお客様と接するというのは人と人との関係作りです。
こちらが不快に思ったらお客様も不快に思っているでしょうし、こちらが良いと思っていたらお客様も良いと思ってくださっていると思います。
面接の際は自分がお客様になったつもりでお話をして、この人とだったらお話しできるなと感じることも大きな基準のひとつですね。
シンプルですが大切なことですね。
岩本:そうですね。
話し方や振る舞いはよく見るようにしています。
仕事のノウハウについては入社後に勉強できますが、基本的な部分を変えるのは大変です。
ですから先ほど挙げたように話し方や振る舞いがしっかりしていて、その上でやる気があれば葬祭業界での経験のない方でも採用しています。
後半からは、現在活躍中の社員さんのことや職場環境、そして株式会社まなか流の採用基準について伺っていきます。
【インタビュー前半はこちら】
株式会社まなか
代表取締役:宮嶋 良任さん
2008年に代表取締役社長に就任。
それまでの葬祭業界の商品に疑問を覚え、独自商品を多数開発。
コロナ禍でも成長を続ける会社の要。
代表取締役:宮嶋 良任さん
2008年に代表取締役社長に就任。
それまでの葬祭業界の商品に疑問を覚え、独自商品を多数開発。
コロナ禍でも成長を続ける会社の要。
株式会社まなか
岩本 健太さん
2016年に株式会社まなかに葬祭ディレクターとして入社し、現在は採用活動も担当。
葬祭業で働く以前はテーマパーク勤務をされていたという、異色の経歴の持ち主。
岩本 健太さん
2016年に株式会社まなかに葬祭ディレクターとして入社し、現在は採用活動も担当。
葬祭業で働く以前はテーマパーク勤務をされていたという、異色の経歴の持ち主。
ホスピタリティ+新たなチャレンジがまなかを作る
インタビューの前半で伺ってきましたが、他の葬儀会社さんではアフターフォローの一部として行われることの多い仏壇や墓石の販売が、貴社では一つの事業として成立していることは、大変新鮮だと感じました。社長:そうですね、葬儀会社は葬儀がメインですから、仏壇などの販売はどうしてもアフターフォローの一部と考えられることが多いですね。
ただ当社では、それらの事業も大切なひとつの事業として捉えています。
葬儀を起点として仏壇や墓石を販売したうえで、お客様との横の繋がりをしっかり作るという目標に向けて社員みんなでやっていきたいと考えています。
というのも、当社には、お客様に寄り添いたいというホスピタリティ精神の強い社員や、どんどん新しいサービスを作っていきたいという積極性のある社員が多いので、葬儀だけ、お墓だけ、仏壇だけ、という点で終わらせずに「まなかに相談すれば全部解決するよね」と言って頂けるような会社を目指すべきだと思ったんです。
トップダウンで何かをしなさいという事がほとんどないので、社員みんながやりたいことをやってきた結果、今のように異なるビジネスモデルを組み合わせた「株式会社まなか」になったのだと思います。
株式会社まなかの組織図を見ると、それぞれの事業部が全く異なるビジネスモデルを持ち、独立している特徴的な組織であることが分かる。唯一無二の独自性がこんなところにも発揮されている。
トップダウンで指示されることが少ないとなると、かなりボトムアップが強いのかなと思うのですが、そういった風土が醸成された要因は何だとお考えですか。社長:あまり数字を追わせないことで、売り上げのために何かするというアクションではなく、お客様のために何ができるか?というアクションを求め続けた結果かもしれません。
自分達でこうしたいというアイディアが自然と出てくるようになったのだと思います。
もともとホスピタリティ精神の強い社員が多いので、そういった考え方が浸透しやすかったというのも理由のひとつだと思います。
なるほど。高いホスピタリティ精神をもった社員に「お客様のために何ができるか?」というアクションを求め続けたことで、そのような風土ができたのですね。
まなか式採用のコツは「会社の理念に共感してくれるかどうか」
次に採用についてお伺いします。採用面接の際には、どういったポイントを見られていますか。
社長:一番大切にしていることは、当社との親和性です。特に理念に共感してくれているかどうか?というのがまず第一に見ているポイントですね。
では、貴社で活躍している方の人柄やタイプなどに傾向があれば教えていただけますか。
社長:当社に限った話ではないかもしれませんが、やはりホスピタリティ精神が高い人の方が向いているように思います。
とにかく稼ぎたい!と第一に考えている人は難しいかもしれませんね。
それから、ひとつの事を深く掘り下げて考える事が出来る人の方が長く続いている印象です。
ですから、当社ではそうした深掘りのヒントとして、定期的に社員向けのコンテンツを制作したりもしています。
当社の制作部はスキルがとても高いので、そのことを活かしていつでも観られる動画やお客様へのインタビューを載せたウェブマガジンを作ったりしています。
社員育成の一環として、こうした社内コンテンツ作りにはかなり力を入れています。
そうしたコンテンツの中から、色々と掘り下げて考えて、次はこんなことがやりたいな、という風にみんなでアイディアを出してブラッシュアップして進んでいきたいんです。
ただ理念やビジョンを社員に強要するのではなく、できるだけ社員自身に考えてもらう機会を沢山作っているんです。それに対して感度の良い人は、たくさんアクションを起こしてくれますよ。
社内コンテンツで共有された情報をきっかけに、サービスや商品について社員が深く考えるようになり、それが貴社の成長へと繋がっているんですね。
現場の岩本様は採用の際にはどういった部分をチェックされているのでしょうか。
岩本:そうですね、能力よりも人柄の部分を特に気にして見るようにしています。
やはりお客様と接するというのは人と人との関係作りです。
こちらが不快に思ったらお客様も不快に思っているでしょうし、こちらが良いと思っていたらお客様も良いと思ってくださっていると思います。
面接の際は自分がお客様になったつもりでお話をして、この人とだったらお話しできるなと感じることも大きな基準のひとつですね。
シンプルですが大切なことですね。
岩本:そうですね。
話し方や振る舞いはよく見るようにしています。
仕事のノウハウについては入社後に勉強できますが、基本的な部分を変えるのは大変です。
ですから先ほど挙げたように話し方や振る舞いがしっかりしていて、その上でやる気があれば葬祭業界での経験のない方でも採用しています。