株式会社アートエンディング
小笠原 航平さん
今回は、以前に葬祭ジョブを利用してアートエンディング様に入社された小笠原航平さんにお話を伺いました。
入社されて1年ほどが立ち、現在のご活躍の状況やアートエンディング様の魅力についてお伺いすることができました。
Q.小笠原さんにとって「葬儀プランナー」という仕事の魅力はどんなところですか?
小笠原さん:私は、大学時代にインターンシップを利用して、この業界を初めて経験したのですが、その時に教育を担当してくれた方が 「葬儀業は究極のサービス業です。 故人様、ご遺族に対してどういったフォローができるかを考えて実践して、最後にご遺族からありがとうをもらう。そんな仕事に携われていることを誇りに思っている」って言っているのを聞いて『カッコいいな』って思ったんです。 その気持ちは今もずっと残っていて、葬儀プランナーという仕事を通じて、私も同じ事を自信をもって言えるようになりたいと思っています。
故人様を前にして、いろいろな状態のご遺族の方がいますが、生前は故人様とご遺族の間にはどんなドラマがあったんだろう?という事を出来るだけイメージするようにしています。 そのうえで、安心して葬儀を迎えていただけるように先回りをしたり、良いお見送りができるように考えて動いているのですが、その結果、少しでもご遺族の方の悲しい気持ちを和らげるお手伝いが出来ているのであれば、それは幸せだなと思います。
そんな気持ちをもって仕事をする中で、私の名前を憶えていただけたり「あの時にこうしてくれたのが嬉しかったです」とか「ありがとう」という言葉をいただけた時にはとても温かい気持ちになりますし、この仕事を選んで良かったって思いますね。
Q.この業界に入って苦労したことはどんな事ですか?
小笠原さん:苦労とは少し違うかもしれないですが、大切な方を亡くされたという事で、虚無感だけで現実を受け入れられない、ただボーっとしてしまっている状態のお客様とのお打ち合わせはとても難しかったです。 葬儀をプランニングする上で、必要な情報はお伺いしないといけないのですが、こちらから投げかける質問内容やタイミングによっては、さらにお話ができない状態にしてしまう事もありますので、お客様の顔色や声色、眉一つの動きも見流さないように慎重に進めるお打ち合わせはとても大変でした。
あとは、大企業の重役の方の葬儀や、親よりも先にお子様が亡くなってしまったケースなど、家族の意向、親の意向、企業の意向など、複数の感情が出てくるような葬儀のお打ち合わせもとても苦労した記憶があります。
Q.今後この仕事を目指すかたに一言お願いします。
小笠原さん:未経験の方でしたら、日々の生活で「気配り」「心配り」「目配り」とか、そういう細かいところに気が付く習慣を持てるようになることが大切だと思います。 実際の葬儀の場合、メインの担当者が1人と、サブの担当者が1人の2名体制で動く事が多いのですが、家族葬といえどもお客様は10名前後はいらっしゃいますから、「目」の数が圧倒的にお客様の方が多いんです。 そうなると、お客様は気づいている細部を全ては見れなくて、抜けや漏れが出てきてしまいます。 それをご指摘くださる時はありがたいのですが、多くの場合は何も言ってはくれません。
ですので、そのような細部を見落とさない広い視野を身に着ける必要があって、そのためには日々の生活や、仕事の中で、気配り、心配り、目配りを意識できると良いと思います。 職場に落ちている小さなゴミ1つに気づいて捨てられる、そういう細かいところに目が届く人がこの仕事に向いているような気がしますね。
あともうひとつ、私はよく「For You精神」って言っているんですけど、「あなたの為に」って考えられる人がこの仕事に向いていると思います。 根本の部分にこの気持ちがないと、仕事の本質を突かれるとボロが出てしまうような気がします。
だから、細かいところに気が付けて、誰かのために一生懸命になれる人は是非この仕事にチャレンジしてほしいと思います。
入社されて1年ほどが立ち、現在のご活躍の状況やアートエンディング様の魅力についてお伺いすることができました。
Q.小笠原さんにとって「葬儀プランナー」という仕事の魅力はどんなところですか?
小笠原さん:私は、大学時代にインターンシップを利用して、この業界を初めて経験したのですが、その時に教育を担当してくれた方が 「葬儀業は究極のサービス業です。 故人様、ご遺族に対してどういったフォローができるかを考えて実践して、最後にご遺族からありがとうをもらう。そんな仕事に携われていることを誇りに思っている」って言っているのを聞いて『カッコいいな』って思ったんです。 その気持ちは今もずっと残っていて、葬儀プランナーという仕事を通じて、私も同じ事を自信をもって言えるようになりたいと思っています。
故人様を前にして、いろいろな状態のご遺族の方がいますが、生前は故人様とご遺族の間にはどんなドラマがあったんだろう?という事を出来るだけイメージするようにしています。 そのうえで、安心して葬儀を迎えていただけるように先回りをしたり、良いお見送りができるように考えて動いているのですが、その結果、少しでもご遺族の方の悲しい気持ちを和らげるお手伝いが出来ているのであれば、それは幸せだなと思います。
そんな気持ちをもって仕事をする中で、私の名前を憶えていただけたり「あの時にこうしてくれたのが嬉しかったです」とか「ありがとう」という言葉をいただけた時にはとても温かい気持ちになりますし、この仕事を選んで良かったって思いますね。
Q.この業界に入って苦労したことはどんな事ですか?
小笠原さん:苦労とは少し違うかもしれないですが、大切な方を亡くされたという事で、虚無感だけで現実を受け入れられない、ただボーっとしてしまっている状態のお客様とのお打ち合わせはとても難しかったです。 葬儀をプランニングする上で、必要な情報はお伺いしないといけないのですが、こちらから投げかける質問内容やタイミングによっては、さらにお話ができない状態にしてしまう事もありますので、お客様の顔色や声色、眉一つの動きも見流さないように慎重に進めるお打ち合わせはとても大変でした。
あとは、大企業の重役の方の葬儀や、親よりも先にお子様が亡くなってしまったケースなど、家族の意向、親の意向、企業の意向など、複数の感情が出てくるような葬儀のお打ち合わせもとても苦労した記憶があります。
Q.今後この仕事を目指すかたに一言お願いします。
小笠原さん:未経験の方でしたら、日々の生活で「気配り」「心配り」「目配り」とか、そういう細かいところに気が付く習慣を持てるようになることが大切だと思います。 実際の葬儀の場合、メインの担当者が1人と、サブの担当者が1人の2名体制で動く事が多いのですが、家族葬といえどもお客様は10名前後はいらっしゃいますから、「目」の数が圧倒的にお客様の方が多いんです。 そうなると、お客様は気づいている細部を全ては見れなくて、抜けや漏れが出てきてしまいます。 それをご指摘くださる時はありがたいのですが、多くの場合は何も言ってはくれません。
ですので、そのような細部を見落とさない広い視野を身に着ける必要があって、そのためには日々の生活や、仕事の中で、気配り、心配り、目配りを意識できると良いと思います。 職場に落ちている小さなゴミ1つに気づいて捨てられる、そういう細かいところに目が届く人がこの仕事に向いているような気がしますね。
あともうひとつ、私はよく「For You精神」って言っているんですけど、「あなたの為に」って考えられる人がこの仕事に向いていると思います。 根本の部分にこの気持ちがないと、仕事の本質を突かれるとボロが出てしまうような気がします。
だから、細かいところに気が付けて、誰かのために一生懸命になれる人は是非この仕事にチャレンジしてほしいと思います。